IT系職種を目指す人の二つの目標

IT系の職種で働きたいと考え、業界の外から転職する人も多くなってきました。
エンジニアとして必要とされる知識や技術の基礎的な部分を独学したり、専門学校で学んだりして業界入りを目指しています。
この努力をしてまで転職しようと考えているのは、二つの目標を掲げているからです。

一つは、社会基盤としても重要になっているITの最先端でエンジニアとして活躍することであり、大きな成果を上げるのが大きな命題となっています。
成果を上げて自己満足をしたいという人もいれば、成果が社会に形として現れることで社会貢献をしたいという視点を持っている人もいます。
成果から何を求めるのかは多種多様です。

もう一つの目標として代表的なのが、高い給料で働けるようにすることであり、裕福な生活を送れるようにすることを目指しています。
IT系のエンジニアの中にも年収が低い人たちは多数いますが、キャリアを積んで速やかに年収を引き上げ、さらに転職を行って需要の高い現場で働けるようになろうと志しているエンジニアも少なくありません。

概して他の業界からの転職者は、やりがいか給料のどちらかを求めているものです。
そして転職後に成功している人ほど、一挙両得をしようとは最初から考えていない傾向があります。
しかし、両者は密接に関連しているのも事実です。
成果を上げられた結果として昇給や昇進によって給料が上がったり、給料を上げるために努力しているうちに、大きな成果を上げていることもよくあるのです。